アレッサンドロ・カルボナーレ, クラリネッティスト。1967年イタリア、デゼンツァーノ(ヴェネツィア近郊)生まれ。 5歳からクラリネットをはじめ、ヴェローナ音楽院でブルーノ・リゲティに師事。87年首席で卒業。その後トマス・フリードリ、ワルター・ブイケンスに学ぶ。 パリ、トゥーロン、ジュネーブ、プラハ、ミュンヘンの主要な国際コンクールで一等賞を次々と獲得。若手ソロ奏者として、ヨーロッパで脚光を浴び、これまでにバイエルン放送響、ベルリン放送響、スイス・ロマンド響、イ・ソリティ・ベネチィなどと共演。昨年はアバドに招かれ、彼の指揮する祝祭管弦楽団とも共演した。 一方、オーケストラ奏者としては、リヨン歌劇場管弦楽団を経て、イタリア人とは異例のフランス国立管弦楽団首席となり、現在は、ローマのセント・チェチーリア国立音楽院管弦楽団の首席奏者。 ムーティ、小沢征爾、デュトワ、マズアスヴェトラーノフ、ハイテインクなど主要な指揮者のもと仕事をしている、今もっとも注目の管楽器奏者である。
日本には国立音楽大学の招きでマスタークラスの指導などでたびたび来日。昨年はスーパーワールドオーケストラの一員としての来日。2005年は7月に日本で開催される、国際クラリネット・フェスティバル東京(東京・パルテノン多摩)のメイン・ゲストとして来日。 アルバムは今までにイタリアのアゴラ・レーベルからイタリア・オペラの幻想曲集、フランスのハルモニア・ムンディなどからブラームス、モーツァルト、ウェーバーの作品集などをリリース。
Youtube : アレッサンドロ・カルボナーレ
- Alessandro Carbonare – Weber Concerto No 2 III mvt Alla polacca ☆☆☆
- Orta festival 2009, Alessandro Carbonare; Daniela Cammarano; Raffaella Damaschi ☆☆
- SKY Classica Channel AlessandroCarbonare Documentary01
- SKY Classica Channel AlessandroCarbonare Documentary02
- SKY Classica Channel AlessandroCarbonare Documentary03 ☆☆
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- アレッサンドロ・カルボナーレ : モーツァルト:クラリネット五重奏曲 ブラームス:クラリネット五重奏曲
- 「仮面舞踏会」によるカプリッチョ(レオネージ)
- 「イル・トロヴァトーレ」によるディヴェルティメント(バッシ)
- 「椿姫」による演奏会用幻想曲(ロヴレッリョ)
- 「リゴレット」による演奏会用幻想曲(バッシ)
- 「アイーダ」による幻想曲(セラフィーニ)
- 「マクベス」による幻想曲(カルッリ)
アレッサンドロ・カルボナーレ : 超絶のヴェルディ・ファンタジー
クラリネット界大型新人カルボナーレがエンタテイナーとしての一面をみせる興味深いアルバム。イタリア人の心ともいえるヴェルディ・オペラの名アリアを、歌手顔負けの歌い回しで奏でている。
アレッサンドロ・カルボナーレ : 超絶のヴェルディ・ファンタジー
アレッサンドロ・カルボナーレ : クラリネット吹きのオペラ
- 「トスカ」のメロディより(プッチーニ/ベルク)「清教徒」の旋律による幻想曲(ベッリーニ/ラザラス)
- 「セビーリャの理髪師」~ロジーナのカヴァティーナ
- 「今の歌声は心にひびく」(ロッシーニ/ミューラー)
- クラリネット・ソロのための小品(ドニゼッティ)
- 「椿姫」の旋律による演奏会用幻想曲(ヴェルディ/ロヴレーリョ)
- 6-15. ロッシーニの主題による変奏曲(ロッシーニ/ルドルフ)
- 「エジプトのモーゼ」~ソプラノ二重唱(ロッシーニ/スパディーナ)
- 「アンナ・ボレーナ」のメロディより(ドニゼッティ/ミルコ)
イタリア・オペラの魅力的な旋律を自由に膨らませたパラフレーズ集。センシティヴな弱音の味わいや堂々たる強奏(やや鳴り過ぎるほど)、また哀しみを湛えた孤独感から明るさやコミカルさまで、この楽器の幅広い表現能力を十全に引き出す圧倒的な技術とセンスには脱帽。
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アレッサンドロ・カルボナーレ 驚異のヴィルト-ゾ・クラリネット
- バッジー二・妖精の踊り OP25
- ジャンピエリ・幻想的変奏曲
- コヴァーチ・パガニーニへのオマージュ
- イザイ・無伴奏ヴァイオリンソナタ第2番より
- サルヴェア・ブラームシレイラ
- サルヴェア・カミーユのワルツ
- ティリンカンテイ・クラリネットロシア(c・パーカ ーによる
- サルヴィア・ラプソデックナイト
- ピアソラ・ タンゴの歴史~カフェ1930年
- Jウイリアムス・「シンドラーリスト」組曲
- モリコーネ ・「ニューシネマパラダイス」組曲
- ジャンジャン・キズガンドリー
今 最も注目されるクラリネット奏者アレッサンドロ・カルボナーレ。 ありとあらゆる演奏スタイルや、オリジナル曲以外の歌のレパートリー、即興的な作品を含めたアルバム。
アレッサンドロ・カルボナーレ 驚異のヴィルト-ゾ・クラリネット
- モーツァルト : クラリネット五重奏曲イ長調 K.581
- ブラームス : クラリネット五重奏曲ロ短調 op.115
アレッサンドロ・カルボナーレ : モーツァルト:クラリネット五重奏曲 ブラームス:クラリネット五重奏曲
カルボナーレは、フランス国立管の首席。弦楽器も同オケの首席級が担当し、明るめの音色で統一される。カルボナーレのソロは柔軟だが甘すぎず、技巧は確かだが、メカニックが先行せず音楽づくりのバランスがよい。特にモーツァルトが若々しさにあふれた佳演。
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