リチャード・ストルツマン, USAのクラリネッティスト。1942年ネブラスカ州オマハ生まれ。オハイオ州立大学で音楽と数学を専攻。イェール音楽大学でキース・ウィルソンに師事。その後、コロンビア大学で博士課程取得。マールボーロ音楽祭に出演後、プロとして活動開始。1973年ピーター・ゼルキンに誘われ、現代音楽集団「タッシ」のメンバーになる。クラシック分野では、最も有名なクラリネット奏者の一人で、多くの交響楽団と共演している。また、ジャズやクロスオーバーとしての取り組みも多く、オペラ・アリアをクラリネットで演奏した「Aria!」バッハをラテン・アメリカ音楽のリズムに乗せてアレンジした「World Beat Bach」など、ユニークな企画のアルバムも多い。アルバム「ニューヨーク・カウンターポイント」では、ジャズとアメリカの現代音楽を特集している。 ダブル・リップという特殊な奏法で、繊細な表現が得意。 BMG Classic, RCA Victor での多くのアルバムを楽しめる。
リチャード・ストルツマン : おすすめのアルバム
- リチャード・ストルツマン : ロマンス – ロマンティック・クラリネット
- リチャード・ストルツマン : モーツァルト : クラリネット協奏曲 五重奏曲
- リチャード・ストルツマン : ゴールドベルグ・ヴァリエーションズ~プレイズ・バッハ (2008)
- リチャード・ストルツマン : ヴィジョンズ Visions (1995)
- リチャード・ストルツマン : ワールド・ビート・バッハ WorldBeat Bach (2000)
リチャード・ストルツマン : ロマンス – ロマンティック・クラリネット (1999)
クロスオーヴァーな活躍ぶりで知られるストルツマンだが、これは全編クラシック。ゆるやかな波動を秘めたクラリネットはジャンルに関わらずキモチいい。既リリースもののコンピレーションで、伴奏がハープ~ピアノ~弦楽と変化していくのも快感(CDジャーナル)。 演奏者:リチャード・ストルツマン

- 亜麻色の髪の乙女(ドビュッシー)
- 2つのアラベスク(ドビュッシー)
- ジムノペディ第1番(サティ)
- ジムノペディ第2番(サティ)
- ジムノペディ第3番(サティ)
- ロマンスop.37(サン=サーンス)
- 白鳥(サン=サーンス)
- 幻想小曲集op.73(シューマン)
- 3つのロマンスop.94(シューマン)
- 5つのバガテル~ロマンス(フィンジ)
- グリーンスリーヴズ(アシュモア編)
リチャード・ストルツマン : モーツァルト : クラリネット協奏曲 五重奏曲 (2004)
RCAレッド・シール~ベスト100シリーズ。クラリネット奏者/指揮者、リチャード・ストルツマンの東京カルテット、イギリス室内管弦楽団との共演によるモーツァルト作品を収録した、’90年録音盤。 (C)RS

- クラリネット協奏曲イ長調K.622
- クラリネット五重奏曲イ長調K.581
- amazon : リチャード・ストルツマン : モーツァルト : クラリネット協奏曲 五重奏曲
- Spotify : Mozart : Clarinet Concerto in A Major, K.622 & Clarinet Quintet and String Quartet in A Major, K.581
リチャード・ストルツマン : アリア (1997)
ストルツマンにこういう種類の音楽を演奏させたらその右に出る者はいない。⑤など思いがけず人間の内なる歌が聴かれる。ただし,彼には『ヴィジョンズ』というこの類のCDとしては最高のディスクがあり,それに比べるとイマ一歩。要は選曲の問題である。– 内容(「CDジャーナル」データベースより)

1. 歌劇「ロミオとジュリエット」~私は夢に生きたい(グノー)
2. 歌劇「ジャンニ・スキッキ」~私のお父さん(プッチーニ)
3. 歌劇「ファウスト」~宝石の歌(グノー)
4. 歌劇「カルメン」~セギディーリャ(ビゼー)
5. 歌劇「カルメン」~花の歌(ビゼー)
6. 歌劇「カルメン」~ジプシーの歌(ビゼー)
7. 歌劇「ポギーとベス」~あの人は逝ってしまった(ガーシュウィン)
8. 歌劇「ポギーとベス」~サマータイム(ガーシュウィン)
9. 歌劇「ポギーとベス」~そんなことはどうでもいいさ(ガーシュウィン)
10. 歌劇「ボエーム」~わたしが町を歩くと(プッチーニ)
11. 歌劇「ケルビーノ」~ニーナのアリア(マスネ)
12. 歌劇「ボエーム」~冷たい手を(プッチーニ)
13. 歌劇「セミラーミデ」麗しい光が(ロッシーニ)
14. 歌劇「マノン」~私が女王のように町を歩くと(マスネ)
15. 歌劇「ミニョン」~私はディターニアよ(トーマ)
16. 歌劇「運命の力」~生きていることは地獄と同じ(ヴェルディ)
17. 歌劇「椿姫」~さよなら,過ぎ去った日よ(ヴェルディ)
18. 喜歌劇「メリー・ウィドウ」~ヴィリアの歌(レハール)
リチャード・ストルツマン : ゴールドベルグ・ヴァリエーションズ~プレイズ・バッハ
バッハの音楽をジャズで、とかスキャットで……とかいう演奏はかつてあったけど、こんな世界中のリズムにのせてグルーヴしちゃう演奏があっただろうか。ストルツマン&ウォールのアルバムはいつもセンス抜群だが、今回もすごく楽しい。バッハで踊っちゃおう!★(CDジャーナル)
Bass : Eddie Gomez , Piano : Peter John Stoltzman , Marinba : Gary Burton etc. Producer : Jeremy Wall

1-2. クロマティック・ファンタジア(半音階的幻想曲)とフーガ 二短調 BWV903
3-16. ゴールドベルグの主題と夢想による変奏曲~P.J.ストルツマンによる「ライヒのリフ」とともに(ゴールドベルグ変奏曲 BWV988より)
17-21. 5つのトリオ~クラリネット、ヴィオラとチェロのためのG線上のアリア~クラリネット、ピアノとベースのための(管弦楽組曲 第3番 ニ長調 BWV1068~アリア)
G線上のアリア~クラリネット、ピアノとベースのための(管弦楽組曲 第3番 ニ長調 BWV1068~アリア)
リチャード・ストルツマン : ゴールドベルグ・ヴァリエーションズ~プレイズ・バッハ (2008)
リチャード・ストルツマン : ヴィジョンズ Visions (1995)
クラシックだろうがジャズだろうが現代音楽だろうが,ストルツマンは何の抵抗もなく人懐こい音楽にしてしまう。最近の話題作を含め新旧の映画音楽をとりまぜたこのCDもだからリリカルにあるがまま,イメージを損なうことなく実に自然に楽しんでいる(CDジャーナル)。
Piano : Jeremy Wall , bass : Eddie Gomez , marimba : Dave Samuels
Producer : Jeremy Wall

- 果たされない約束の予感(ピアノ・レッスン)
- 歌劇「ジャンニ・スキッキ」~私のお父さん〈プッチーニ〉(眺めのいい部屋)
- 道
- 黒いオルフェ
- 恋におちた時(めぐり逢えたら)
- 雨に唄えば
- 愛に包まれて(最後の誘惑)
- 愛を感じて(ライオン・キング)
- クラリネット協奏曲イ長調K.622~第2楽章〈モーツァルト〉(愛と哀しみの果て)
- 愛のテーマ~冷酷な選択(ソフィーの選択)
- サムホェア(ウェスト・サイド物語)
- 愛のテーマ(スパルタカス)
- デボラのテーマ~やぶにらみの歌(ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ)
- コーリング・ユー(バグダッド・カフェ)
- シンドラーのリストのテーマ
- フィラデルフィア
リチャード・ストルツマン : ワールド・ビート・バッハ
バッハの音楽をジャズで、とかスキャットで……とかいう演奏はかつてあったけど、こんな世界中のリズムにのせてグルーヴしちゃう演奏があっただろうか。ストルツマン&ウォールのアルバムはいつもセンス抜群だが、今回もすごく楽しい。バッハで踊っちゃおう!★(CDジャーナル)
Bass : Eddie Gomez , Piano : Peter John Stoltzman , Marinba : Gary Burton etc. Producer : Jeremy Wall

- カンタータ第140番BWV140~メイデンズ・アウェイク(「目覚めよと呼ぶ声がきこえ」)
- アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳~メヌエット
- シチリアーノへの序奏
- フルートとチェンバロのためのソナタ第2番変ホ長調BWV1031~シチリアーノ
- モテット「イエスよ,我が喜び」BWV227~プライスレス・トレジャー
- カンタータ第147番BWV147~主よ,人の望みの喜びよ
- 2声のインヴェンション第4番ニ短調BWV775
- 平均律クラヴィーア曲集第1巻第2番ハ短調BWV847~フーガ ハ短調
- 平均律クラヴィーア曲集第1巻第1番ハ長調BWV846~アヴェ・マリア
- カンタータ第208番BWV208~羊はやすらかに草をはみ
- カンタータ第156番BWV156~アリオーソ(チェンバロ協奏曲第5番BWV1056~第2楽章)
- 平均律クラヴィーア曲集第1巻第9番ホ長調BWV854~プレリュード ホ長調
- パルティータ第6番ホ短調BWV830~クーラント
- 管弦楽組曲第3番ニ長調BWV1068~G線上のアリア
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